教育水準と国家試験受験資格

教育水準の観点から言えば、日本国やEUのほとんどの医学部は世界水準に達して(おり?)、医学部に留学する上で問題がないかと思います。この基準に当たるのが、世界医学教育連盟 World Federation for Medical Education(WFME)による医学教育国際基準です。日本及びEU諸国の医大はこの基準に従って教育が行われています。

WFMEの認定を受けた大学は、WHO関連機関であるWDOMS(World Directory of Medical Schools)のデーターベースに掲載されています。https://www.wdoms.org/

このリストに載っている大学を卒業すれば、日本をはじめ、UK、USA、Canada、Israelなどの医師免許試験の受験資格が得られる可能性があります。

そして各国の医師国家試験に合格すれば、正式に医師としての活動ができます。ただし、日本の国家試験は随時認定するようなので、その大学に卒業生が日本の医者になっているか確認が取れれば安心です。