
医学部をEUで留学する際に重視すべき点は、教育水準、言語、学費、卒業後の就職先などです。今回は大学の授業の言語を見てみましょう。
下記の表にはUKはEUから出たので除外していますが、EU諸国の内で、英語の授業を実施している大学医学部を選べば、語学の壁がなく、学びやすい環境が整っています。
2025年度【国際部門がある国】(英語授業等) | |
国名 | 入学試験の特徴と備考 |
イタリア | 理系科目筆記試験と国立大はIMAT |
ドイツ | 私学UMCHのみ(ルーマニア) |
キプロス | ■△全11医大 |
ギリシャ | |
スロバキア | ●(1校) |
チェコ | 生物・物理筆記試験と△ |
ハンガリー | 日本公式Agentの筆記試験と大学面接 |
ブルガリア | |
ポーランド | 全27医大の内10校:〇(3校) |
リトアニア | |
ラトビア | ●(1校)、〇(1校) |
エストニア | |
ルーマニア 英語・仏語 | ●私学Titu Maiorescu |
▲国立Lucian Blaga | |
■△国立Carol Davila | |
◇国立4校 | |
■国立5校と私学1校 | |
*マルタ5年 | *日本で医者を目指す方は不利 |
(注)チェコ・ブルガリア・スロバキアの一部大学は日本公式Agentによる試験と大学側の面接
無印:入試に理系科目の筆記試験あり
●筆記試験:大学指定の教科書から出題
▲筆記試験:出題領域がある生物・化学の試験
△面接:英語面接(医学・生物学の基礎知識)
〇口頭試問:理系科目の筆記試験はない。
■筆記試験なし。内申書と英語力「B2」証明証
◇筆記試験なし。英語力評価のインタビュー
フランス語を高校で勉強した方はEUの一部の医大でフランス語での入学が可能です。フランス語だからフランス国に行くのは一般に考えられますが、下記のとおり、ルーマニア国の一部の医大ではフランス語での授業が行われています(2025年度)。ルーマニアの医大の多くは理系筆記試験がなく、書類審査で高校の内申書を重視している大学が多く、現役合格は夢ではないです
入学テスト | |||
WFME認定大学 | 語学力 判定基準 CEFR | CEFR/CEFR以外のテストを認める大学 | |
●は「EU医学部留学予備校」が (1)海外の詳細情報がある (2)海外の大学から直接情報を 入手できるコネクションあり (3)Pre Medical Schoolをご 紹介できる などを意味します。 | 外国語 クラス& 募集人数 | レベル | ・ExamaCert ・Duolingo ・Online test |
●Carol Davila : UMFCD (Bucharest) 国立カロルダビラ大学医学部 | 英:300 仏:150 | B2 | ExamaCert B2 |
●Grigore T. Popa : UMF Iasi (Iasi) 国立グリゴレティポパ大学医学部 | 英:200 仏:150 | B2 | ExamaCert B2 又は Duolingo B2 |
●Iuliu Haţieganu : UMF (Cluj-Napoca) 国立イウリ ウハットシギアヌ大学医学部 | 英:250 仏:150 | B2 | Online Test CEFR B2の 証明書ない方 |
●Vasile Goldis: UVVG (Arad) 私立ヴァシル・ ゴルディス大学医学部 | 英:90 仏:90 | B1 | Online test CEFR B1の 証明書ない方 |
●Victor Babeş : UMFT (Timisoara) 国立ビクターバベシュ大学医学部 | 英:100 仏:100 | B2 | CEFE B2書類提出と Online test必須 |
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